『Subnautica: Below Zero(サブノーティカ:ビロウゼロ)』の探索では、海の色や海底の形が変わることで、別のバイオームへ入ったことに気付く場面があります。青く明るい浅瀬から、巨大な植物が立ち並ぶ海域、紫色の結晶が広がる深海へと進むにつれ、周囲の環境は大きく変化します。
しかし、ビロウゼロでは最初からすべての地形が分かる詳細なマップを確認できるわけではありません。海中には目印の少ない場所もあり、似たような岩場や洞窟が続くと、自分がどこにいるのか判断しにくくなります。
そこで役立つのが、バイオームごとの景観や特徴を覚えることです。海底に生えている植物、熱水噴出孔、岩の形、周囲の生物、深度などを組み合わせると、地図を開かなくても現在地を推測する手掛かりが得られます。
この記事では、ビロウゼロの代表的な海中・氷上バイオームを紹介しながら、地形の読み方、マップと目印の使い方、装備の準備、帰還する際の判断を解説します。素材の全座標や最短攻略ルートではなく、未知の場所を自分で探索するための考え方を中心に見ていきましょう。
この記事で分かること
- ビロウゼロの代表的なバイオームと地形の特徴
- 海の色・植物・深度から現在地を判断する方法
- マップ・コンパス・ビーコンを使った探索の基本
- 海中と氷上で迷わず帰還するための準備と判断
ビロウゼロのバイオームとは
バイオームとは、地形や環境、そこに生息する生物などに特徴がある地域のことです。ビロウゼロでは、海中と陸上のそれぞれに異なる環境が用意されています。
海中と氷上で環境が変わる
ビロウゼロの舞台は、惑星4546Bの寒冷地域です。初代サブノーティカと同じ惑星でありながら、探索する海域や陸上の景観は大きく異なります。
海中には色鮮やかなサンゴや海藻、巨大な結晶、熱水噴出孔などがあり、場所によって水の色や地形が変化します。氷に覆われた海面の下では、頭上に氷の天井が広がり、自由に浮上できる場所が限られることもあります。
一方、地上には雪原や氷河、氷の裂け目、洞窟が存在します。水中では酸素の管理が重要ですが、氷上では体温低下や悪天候への対策が必要です。
同じ探索でも、海中と氷上では注意する環境条件が違うことが、ビロウゼロの特徴といえるでしょう。
開発元のUnknown WorldsのFrostbite Update紹介でも、氷河盆地の探索や寒さ、天候の変化が作品の要素として説明されています。
バイオームの境界は見えない
ビロウゼロでは、別のバイオームへ入ったときに、必ずしも明確な境界線が表示されるわけではありません。
例えば、浅いツイスティブリッジから深い場所へ降りていくと、水の色が変化し、周囲の植物や岩の形も違ってきます。さらに進むと、光が届きにくい洞窟や、別の生物が暮らす海域へつながります。
このような変化は、地図上で区切られた地域の名前を知らなくても感じ取れます。
逆に、見た目が似ている場所でも、深度や周囲の地形によって別のバイオームに属している場合があります。水の色だけで現在地を決めるのではなく、複数の目印を組み合わせることが大切です。
主要バイオームの特徴一覧
代表的なバイオームを、地形と探索時に注目したい特徴で比較すると次のようになります。
| バイオーム | 主な景観 | 探索で注目したい点 |
|---|---|---|
| 浅いツイスティブリッジ | 明るい海と曲がりくねった地形 | 初期探索の基点になる浅瀬 |
| ツイスティブリッジ | 深い谷と複雑な橋状の地形 | 上下方向の移動と帰路 |
| アークティックケルプフォレスト | 長い海藻が立ち並ぶ海 | 海藻のまとまりと洞窟の入口 |
| サーマルスパイア | 岩の塔と熱水活動 | 岩場の高低差と周囲の危険生物 |
| パープルベント | 紫色の噴出物と岩場 | 特徴的な発光と大型捕食者 |
| リリーパッドアイランド | 巨大な浮遊植物と岩塊 | 上下に広がる立体的な地形 |
| ツリースパイア | 巨大な岩の塔とヴェントガーデン | 海底の地形と巨大生物 |
| クリスタルケイブ | 紫色の巨大結晶と暗い洞窟 | 分岐・狭い通路・深度制限 |
| デルタ島 | 岩山と人工施設 | 島の輪郭と施設の位置 |
| 氷河盆地 | 氷河・雪原・洞窟 | 寒さと地上での方向確認 |
| アークティックスパイア | 氷の塔と裂け目 | アイスワームと退路の確保 |
これは代表的な地域を抜粋した一覧です。実際には、深いツイスティブリッジやリリーパッドの地下洞窟、氷河湾など、さらに細かく区分されたバイオームもあります。
また、表の探索上の注意は固定された攻略順序ではありません。どの地域をいつ訪れるかによって、必要な装備や注意点は変わります。
浅瀬から続く海中バイオーム
海中探索の序盤では、比較的明るい浅瀬を中心に移動しながら、周辺の地形を知ることになります。ここでは、浅瀬から広がる代表的な海域を紹介します。
ツイスティブリッジ|入り組んだ谷
ツイスティブリッジは、曲がりくねった橋のような岩の構造が特徴的なバイオームです。
スタート地点に近い浅いツイスティブリッジには、色鮮やかな植物やサンゴが広がり、ゲーム序盤の活動拠点となるドロップポッドもあります。
周囲の地形を観察すると、岩や植物に覆われた構造が海中を横切り、その下には深い谷が続いていることが分かります。
浅い場所と深い場所が連続しているため、移動する際は水平方向だけでなく、上下方向の変化にも気を配りたいところです。
特に深い谷へ入る場合は、降りてきた場所を覚えておくことが重要になります。上を見上げても複雑な岩が重なっているため、同じ場所へ戻ったつもりでも、別の通路に出ることがあるからです。
深いツイスティブリッジでは暗い青色の景観が広がり、浅瀬とは異なる生物も現れます。酸素を補給できる植物も存在しますが、すべての場所に都合よく配置されているわけではありません。
浅瀬から深い谷へ降りる際は、帰り道に必要な酸素を含めて判断しましょう。
アークティックケルプフォレスト
アークティックケルプフォレストは、長い海藻が密集して生えている海域です。
海底から伸びるケルプが視界を遮るため、開けた浅瀬とは違った雰囲気があります。海藻のまとまりが目印になる一方、同じような景色が続き、進行方向を見失うこともあります。
この海域にはシーモンキーなどの生物が暮らしており、周辺には小さな洞窟や狭い通路も存在します。
海藻の茂みを探索するときは、入口の方向と周囲の岩の形を確認しておくと、同じ場所へ戻りやすくなります。
ケルプフォレストでは、海藻の色や密度だけでなく、近くの岩場や氷の位置も合わせて見るのがおすすめです。
洞窟の内部へ入る場合には、海藻が見える開けた場所へ戻る経路を先に把握しておきましょう。
サーマルスパイア|熱水の岩場
サーマルスパイアは、熱水活動と岩の塔のような地形が特徴的なバイオームです。デルタ島の周辺に広がっており、浅瀬から別の環境へ探索範囲を広げる際に関わることになります。
海底には高さの異なる岩が並び、熱水活動を示す場所が点在しています。こうした岩の形や海底の起伏は、移動中の目印として使えます。
一方、この地域にはクリプトスクスなど、プレイヤーにとって危険な生物も生息しています。
移動するときは目の前の岩を避けるだけでなく、周囲の生物がどこを泳いでいるかも確認しましょう。
また、デルタ島の位置を把握しておくと、海中での方向を考える手掛かりになります。島の位置と自分の進行方向を組み合わせれば、周辺の海域を把握しやすくなるためです。
パープルベント|紫色の噴出孔
パープルベントは、紫色の噴出物が目立つ海域です。海底の熱水活動によって周囲とは異なる色合いが生まれ、景観だけでも特徴を判断しやすい場所といえます。
岩場には噴出口があり、その周辺では熱水活動に関連する地形が見られます。紫色の発光や噴出物は目印になりますが、近くへ寄り過ぎないよう注意が必要です。
この海域ではクリプトスクスなどの捕食者に加えて、チェリセレートのような巨大生物に遭遇する可能性もあります。
視界に特徴的な色が見えるからといって、安全に探索できる場所とは限りません。
パープルベントでは、地形の特徴を覚えながら、危険生物との距離を確かめて移動することが大切です。
巨大植物と深海のバイオーム
浅瀬から離れると、巨大な植物や岩の塔、発光する生物など、より特徴的な景観が現れます。こうした場所では、地形そのものが現在地を知る大きな手掛かりになります。
リリーパッドアイランド|浮遊する岩塊
リリーパッドアイランドは、巨大なスイレンのような植物によって岩塊が海中に浮かんでいる、独特なバイオームです。
水面近くには大きな葉が広がり、その下に岩の塊が吊り下がるような景観が続きます。周囲にはグロウホエールなどの大型生物も生息しています。
この地域は海底の地形だけでなく、頭上にも大きな構造物が存在するため、探索空間が立体的です。
似たような浮遊岩塊が続く場所では、どの岩を通過したのか分かりにくくなることがあります。そのため、周囲の大きな構造物を組み合わせて位置関係を把握することが重要です。
また、岩塊の下には深い洞窟へつながる場所もあります。
深いリリーパッドの洞窟では、浅い海域とは異なる植物や生物が見られます。地形の高低差も大きくなるため、洞窟へ降りる前に、戻るための目印を確認しておきたいところです。
リリーパッドアイランドでは、海底だけを見ず、頭上に広がる巨大な植物や浮遊岩塊にも注目すると、地形の特徴をつかみやすくなります。
アイジェリーが漂う海中
ビロウゼロには、アイジェリーのような特徴的な生物が集まる海中環境もあります。
アイジェリーは透明感のある体と大きな目のような部分を持つ生物で、複数の個体が水中を漂う姿は独特です。

海中には、前作とは異なる生物が群れで漂うエリアもあります。
このように特徴のある生物が集まる場所は、移動中の目印になる場合があります。
ただし、生物は動き回るため、岩や島などの固定された目印とは違います。群れの位置だけを頼りにすると、戻るときに同じ景色が見られるとは限りません。
周囲の地形や深度と組み合わせて判断する方が確実です。
また、アイジェリーは触手などによって危険が生じる場合があるため、観察するときは近付き過ぎないようにしましょう。
ツリースパイア|巨大な岩の塔
ツリースパイアは、海底から巨大な岩の塔が伸びるような景観が特徴のバイオームです。
海中には大きな岩の柱や熱水活動のある場所が存在し、周辺にはヴェントガーデンという巨大生物も見られます。

探索を進めると、巨大で独特な生物に出会うこともあります。
ヴェントガーデンは、成体になると熱水噴出孔の上に定着するリヴァイアサン級の生物です。巨大な鐘のような姿をしており、周囲の岩や地形とともに、遠くから見ても印象的な存在になっています。
ツリースパイアでは、このような大きな構造物を目印として使えます。
ただし、岩の塔は水平方向だけでなく深い場所まで続いているため、同じ岩を見ていても上下の位置が変わると景観は違って見えます。
巨大生物の位置だけに注目せず、周囲の岩の形や深度も合わせて覚えておくと、現在地を判断しやすくなるでしょう。
深海洞窟|色と地形が変わる場所
深海へ進むと、浅い海域とは違う色の光や植物が目立つようになります。
青紫色に発光する植物や暗い岩場、狭い洞窟などは、ビロウゼロの深海を特徴付ける景観です。

深海へ進むと、浅瀬とは大きく異なる幻想的な景色が広がります。
このような環境では、周囲の発光する植物が移動方向を考える手掛かりになります。
ただし、深海に現れる発光植物が、すべて同じバイオームを示しているわけではありません。
植物の色だけではなく、岩の形や周囲の生物、水深などを合わせて確認しましょう。
特に洞窟では、明るい場所を追って進んでいるうちに、入口が分からなくなることがあります。
探索中に目印となる場所を見つけたら、いったん振り返り、帰る方向からはどのように見えるか確認しておく方法も役立ちます。
クリスタルケイブ|巨大な結晶の洞窟
クリスタルケイブは、巨大な紫色の結晶が並ぶ深海洞窟です。
周囲には大きな結晶や岩の壁が広がり、場所によって通路の幅や高さが変わります。さらに奥には、ファブリケーター洞窟と呼ばれる深い環境が続いています。
この海域の特徴は、結晶そのものが非常に目立つことです。しかし、同じような形の結晶が複数存在するため、一つの結晶だけを目印にすると迷う可能性があります。
また、クリスタルケイブにはシャドウリヴァイアサンが生息しています。
深海で巨大生物を避けながら進む必要があるうえ、複雑な岩場によって逃げる方向も限られます。
洞窟内では、進むことができる通路と、帰るときに通れる通路が同じように見えるとは限りません。特に乗り物で移動する場合は、方向転換できる空間があるかも確認したいところです。

岩が複雑に突き出した暗い洞窟。ビロウゼロには周囲の形を確かめながら進む場所もあります。
この画像のように複雑な岩が続く場所では、視界に入る地形が似通い、方向を判断しにくくなります。
深い洞窟へ入るときは、入口の位置、戻る方向、乗り物の深度制限を確認してから進むことが大切です。
奥へ進めそうだからといって、そのまま探索を続けるのではなく、戻れる状態かどうかも判断しましょう。
氷上の代表的なバイオーム
ビロウゼロでは、海中探索だけでなく、雪と氷に覆われた陸上も大きな舞台となります。地上では水中とは違った方法で方向を判断する必要があります。
デルタ島|海上のランドマーク
デルタ島は、海上に現れる岩山と人工施設が特徴的な場所です。
周囲の海を移動する際、島の輪郭や施設は位置関係を考える目印になります。
デルタ島にはアルテラの施設が存在し、ゲーム内で利用できる施設配置図など、探索に関わる情報を入手できます。
ただし、島が見えるからといって、周囲の海底地形がすべて分かるわけではありません。
島を基準に現在地を考える場合は、島がどちらの方向に見えるか、どのくらい離れているか、周囲の海底がどのような形かを組み合わせる必要があります。
デルタ島は人工施設が残る場所であると同時に、周辺海域を理解するためのランドマークとしても役立ちます。
氷河盆地|雪原と洞窟の地形
氷河盆地は、広い雪原や氷河、洞窟が続く陸上のバイオームです。
海中とは違い、岩壁や氷の地形によって移動できる場所が限られるため、歩いて進む経路を考えなければなりません。

初代より地上探索の存在感が大きいこともBelow Zeroの特徴です。
雪原では、海中のように上下左右へ自由に移動することはできません。
大きな氷壁が進路を遮っていたり、通れそうな場所が行き止まりになっていたりすることもあります。
また、吹雪などによって視界が悪化すると、遠くの岩や建物が見えなくなる場合があります。
地上では、景色が変わる前に周囲の特徴を確認しておくことが重要です。洞窟の入口、特徴的な岩、人工施設などは、比較的分かりやすい目印になるでしょう。
この地域にはスノーストーカーなどの生物が生息しています。雪原での移動では、寒さだけでなく周囲の生物にも注意が必要です。
氷河湾|海と陸をつなぐ場所
氷河湾は、氷河盆地などの陸上エリアへ向かう際に関わる海沿いの地域です。
海中と陸上が接する場所には、氷壁や海岸線、陸へ上がれる場所が存在します。
氷河湾周辺では、海中から陸上へ移動する際に、出発地点や帰りに使う場所を覚えておくことが大切です。
海中から見上げた氷壁と、陸上から眺めた海岸線では、同じ場所でも印象が変わります。
そのため、陸へ上がった直後に振り返り、海へ戻るための位置を確認しておくとよいでしょう。
陸上の通路を進んだあと、元の場所へ戻れるかどうかも探索計画に含めて考えたいところです。
アークティックスパイア|氷の塔と危険地帯
アークティックスパイアは、巨大な氷の塔や氷の裂け目が続く陸上のバイオームです。
氷の柱が空へ伸びる景観は特徴的ですが、複雑な氷壁によって進行方向が分かりにくくなる場所もあります。
さらに、この地域にはアイスワームという巨大な捕食者が生息しています。

雪原から現れたアイスワーム。海中だけでなく氷上にも巨大な危険生物が存在します。
アイスワームは氷の下を移動し、地表へ飛び出すように攻撃してくる生物です。
通常の海中生物のように、遠くを泳いでいる姿を確認しながら距離を取るとは限りません。
氷上では、進路だけでなく、周囲の音や地面の変化にも気を配る必要があります。
また、アイスワームを避けることだけに集中していると、自分が進んできた道を見失う可能性があります。
アークティックスパイアの探索では、氷の塔や洞窟の位置を覚えながら、戻れる場所を意識して進むことが重要です。
マップと目印の使い方
ビロウゼロでは、地形を覚えるだけでなく、ゲーム内の装備や信号を利用することで位置を把握しやすくなります。それぞれの道具が何を示しているのかを理解しましょう。
全域を示す詳細マップは標準でない
ビロウゼロには、一般的なオープンワールドゲームで見られるような、現在地を自動表示する全域の詳細マップは標準搭載されていません。
ただし、ゲーム内で一切マップを見られないという意味ではありません。
デルタステーションなどで施設配置図をスキャンすると、PDAに地図情報を記録できます。また、ファイ・ロボティクスセンターでは、氷河盆地の探索に役立つ地図を確認できます。
これらは地域や施設の位置関係を知るための資料です。地図上で自分の現在地が常に更新される、一般的なGPS方式のマップとは異なります。
また、シーグライドには周辺地形を立体的に表示する機能があり、スキャナールームでも設置場所周辺の地形を確認できます。
ただし、これらは周囲の地形を把握する補助機能であり、ゲーム全体の海域を一度に確認できる詳細マップの代わりではありません。
ビロウゼロでは、手に入れた地図と実際の景色を照らし合わせ、自分で位置関係を判断する必要があります。
コンパスで進行方向を確認する
コンパスは、自分が向いている方角を確認するための装備です。
方角が分かるようになると、海底の景色を見ながら移動する際にも、方向を意識しやすくなります。
例えば、ある方向へ進んで特徴的な岩場を発見した場合、帰るときは反対方向を一つの目安にできます。
ただし、移動途中で何度も方向を変えたり、洞窟の中を曲がりながら進んだりした場合、単純に反対方向へ進むだけでは出発地点に戻れません。
コンパスは方向を確認する道具であり、通ってきた道を自動で記録するものではないからです。
そのため、コンパスだけに頼るのではなく、目立つ地形やビーコンと組み合わせて使うことが重要になります。
ビーコンで目印を残す
ビーコンは、特定の場所へ設置し、その位置を信号として示すための道具です。
ビロウゼロでは、海中だけでなく陸上にも設置できます。洞窟の入口や拠点、あとから戻りたい場所などに使用すると便利です。
ビーコンには名前を付けられるため、単に設置するだけでなく、場所の特徴が分かる名称を付けておくことをおすすめします。
例えば「洞窟入口」「帰還地点」「調査中の岩場」のように、設置した目的が分かる名前にすると、後から信号を見たときにも判断しやすくなります。
複数のビーコンや施設の信号が表示されると画面が見づらくなることもあります。その場合はPDAのビーコン管理機能から、表示する信号を整理できます。
また、ビーコンが示すのは設置した地点までの方向や距離です。地形を避けた通路や安全な帰還ルートまで案内してくれるわけではありません。
ポイント
ビーコンは、複雑な洞窟の奥に設置するよりも、帰還時に発見しやすい入口や分岐点へ置くと役立ちます。目的地だけでなく、戻るための場所にも目印を残しておくことが重要です。
深度と地形を組み合わせる
ビロウゼロでは、画面に表示される深度も現在地を考えるための重要な情報です。
例えば、同じツイスティブリッジでも、浅い部分と深い谷では周囲の景色が異なります。
また、洞窟の中を進んでいると、自分では水平に移動しているつもりでも、徐々に深い場所へ降りている場合があります。
そのようなとき、深度を確認すると、周囲の地形がどの程度変化したのかを判断する手掛かりになります。
ただし、同じ深度だから同じ場所にいるとは限りません。
広い海域や入り組んだ洞窟では、同じ水深に複数の通路や岩場が存在することもあるためです。
深度は地形の情報を補うものとして使い、現在地を判断する材料の一つと考えましょう。
海の色・地形・生物から現在地を読む
探索中の現在地を判断する際は、一つの目印に頼るよりも、複数の特徴を組み合わせる方が分かりやすくなります。海中では特に、景観の変化に注目したいところです。
海の色は場所を知るヒントになる
海の色は、バイオームの雰囲気を判断するための分かりやすい手掛かりです。
例えば、明るい青色の浅瀬から、暗い青色の深海へ進むと、周囲の景観は大きく変わります。パープルベントでは紫色の噴出物が目立ち、クリスタルケイブでは巨大な結晶が独特な色を生み出します。
ただし、海の色は深度や時間帯、周囲の光源によっても印象が変わります。
青い海だから浅瀬、紫色だから特定の洞窟、と一つの条件だけで判断すると、別の場所と混同する可能性があります。
海の色は最初の手掛かりとして利用し、その後で岩の形や植物、生物の種類を確認するとよいでしょう。
生物の種類も手掛かりになる
ビロウゼロでは、バイオームによって生息する生物の種類が異なります。
例えば、グロウホエールが泳ぐ海域と、シャドウリヴァイアサンが生息する深海洞窟では、周囲の環境にも大きな違いがあります。
海中にいる生物を観察すると、その地域がどのような環境なのかを考える材料が得られます。
また、特定の生物が多く見られる場所は、後から訪れたときに思い出しやすい目印になるでしょう。
ただし、生物は移動するため、出会った場所だけでバイオームを決め付けないことが大切です。
特に危険な捕食者が現れた場合は、現在地を確かめることよりも、まず距離を取ることを優先してください。
進んできた方向から景色を見る
洞窟や海底の岩場を移動するとき、進行方向だけを見ていると、帰り道の景色を覚えにくくなります。
同じ岩でも、反対側から見ると形が大きく違って見えることがあります。
そのため、分岐点や特徴的な地形へ到着した際は、いったん振り返り、帰りにその場所がどのように見えるか確認する方法が役立ちます。
例えば、細い通路を抜けて広い空間へ出た場合、入口の形を逆方向から見ておけば、戻る際に通路を発見しやすくなります。
この方法は、海中だけでなく、雪原や氷河の洞窟でも利用できます。
ただし、暗い場所や地形が似ている場所では、目視だけに頼るのは難しい場合があります。そのような場所では、ビーコンを併用することを考えましょう。
装備と移動手段を考える
探索する場所が変わると、必要な装備も変わります。バイオームの特徴を理解したうえで、その地域へ入る準備ができているかを確認することが大切です。
海中では酸素と深度を確認する
海中探索で基本になるのが、酸素残量と深度の確認です。
水面へすぐに浮上できる浅瀬と、洞窟の奥では、同じ酸素残量でも余裕が異なります。
特に氷の下や複雑な洞窟では、頭上に水面が見えていても、そのまま浮上できるとは限りません。
また、シートラックなどの乗り物には深度制限があり、対応するアップグレードによって潜航できる深さが変わります。
無理に深い場所へ進むと、乗り物の耐久値に影響する場合があります。
探索を始める前には、目的地までの移動だけでなく、戻るために必要な酸素や乗り物の状態も確認しましょう。
注意点
氷の下や深い洞窟では、酸素が残っていても帰還経路が確保できていなければ危険です。浮上できる場所、乗り物へ戻れる経路、現在の深度を確認し、余裕のある段階で引き返してください。
シートラックは移動拠点にもなる
ビロウゼロの海中探索では、シートラックが重要な移動手段になります。
シートラックは単体で移動できるだけでなく、モジュールを連結することで収納や設備を持ち運べます。

Below Zeroではシートラックが水中探索の主要な移動手段になります。
ただし、連結したモジュールが多くなると、狭い通路での取り回しにも影響します。
開けた海で使いやすい構成が、入り組んだ洞窟でも同じように扱いやすいとは限りません。
そのため、探索する場所に合わせて、どのモジュールを連結するか考えることも重要です。
深海へ向かう場合は深度アップグレードを確認し、長い探索では電力や耐久値も意識しましょう。
ビロウゼロでは、移動手段を整えることが探索できる範囲を広げることにもつながります。
氷上では体温と移動距離を意識する
氷上探索では、海中と異なり体温の管理が重要になります。
雪原や吹雪の中を移動していると、体温が低下して行動を続けることが難しくなる場合があります。
そのため、地上へ出る前に、防寒装備や暖を取れる場所を確認しておくことが大切です。
また、スノーフォックスのような地上用の移動手段を使う場合でも、すべての場所を自由に移動できるわけではありません。
氷壁や狭い通路、複雑な地形によって進路が制限される場合があります。
移動速度だけでなく、帰る方向を把握できているかどうかも考えましょう。
迷わず帰還するための判断
未知の場所へ進むことと同じくらい重要なのが、探索を終えて安全に帰ることです。ここでは、帰還を考える際に役立つ基本的な判断をまとめます。
探索前に戻る目印を決める
新しいバイオームへ入る前には、帰るときに使う目印を決めておくとよいでしょう。
例えば、拠点やドロップポッドの信号、海中に設置したビーコン、特徴的な岩場などが考えられます。
目印が一つだけでは不安な場合は、途中の分岐点にもビーコンを設置する方法があります。
特に洞窟の探索では、目的地よりも入口の位置を覚えておくことが重要になる場面があります。
新しい場所へ進むことばかり考えず、戻るための情報を残しながら探索範囲を広げる方が、結果として余裕を持って行動できるでしょう。
装備の余裕がなくなったら戻る
探索中は、新しい素材や施設を見つけると、もう少し先へ進みたくなるものです。
しかし、酸素や電力、食料、水などが減っている場合は、目的地へ到達することよりも帰還を優先した方がよい場合があります。
また、持ち物がいっぱいになった状態では、新たに見つけた素材を持ち帰れないこともあります。
探索へ出る際に何を持っていくかだけでなく、帰りに何を持ち帰りたいかを考えておくと、無理のない計画を立てやすくなります。
私は、未知の場所を一度の探索で隅々まで調べる必要はないと考えています。
安全なところまで戻り、装備を整えてから再び訪れることも、サブノーティカの楽しみ方の一つです。
地上では天候の変化も判断材料
雪原を探索する際には、体温だけでなく、天候による視界の変化にも注意が必要です。
晴れているときには見えていた岩や施設が、吹雪になると見えにくくなることがあります。
そのような状況でさらに奥へ進むと、元の経路を探しにくくなる可能性があります。
特に氷河盆地やアークティックスパイアでは、氷壁に囲まれた場所や似た景色が続く場所もあります。
目印が見えなくなった場合は、無理に進み続けるのではなく、安全に暖を取れる場所を探すなど、状況に応じて行動を考えましょう。
天候が変化する地域では、移動する距離だけでなく、周囲を確認できる状態かどうかも重要です。
探索の区切りでセーブする
ビロウゼロでは、ゲーム内メニューから手動でセーブできます。
探索中に重要な情報や装備を入手した場合、区切りのよいところで進行状況を保存しておくと、トラブルが起きた際の損失を小さくできます。
例えば、未知の洞窟へ入る前や、長い探索を終えて拠点へ戻ったあとなどは、セーブするタイミングとして考えやすい場面です。
ただし、セーブを行うこと自体が、危険な状況を解消するわけではありません。安全な場所へ戻ることと、ゲームの進行状況を保存することは分けて考えましょう。
PC版での保存方法やバックアップについては、サブノーティカ ビロウゼロのセーブ方法とバックアップでも詳しく解説しています。
バイオームを知ると探索が変わる
バイオームの特徴を理解することは、迷子を防ぐためだけではありません。探索する場所によって、どのような自然環境が広がっているのかを楽しむことにもつながります。
生物と地形の関係を観察する
ビロウゼロには、特徴的な地形に適応した生物が登場します。
ツリースパイアでは熱水噴出孔とヴェントガーデンの関係が見られ、クリスタルケイブでは巨大な結晶に囲まれた環境にシャドウリヴァイアサンが生息しています。
また、アークティックスパイアのアイスワームは、氷の下を移動するという独特な生活様式を持っています。
こうした生物の姿や行動は、それぞれの環境と結び付いています。
バイオームの名前や位置を覚えるだけでなく、生物がなぜその場所にいるのかを考えてみると、探索の見方が変わるでしょう。
初代とは異なる氷海を楽しむ
初代サブノーティカとビロウゼロは、どちらも海中探索を中心にした作品ですが、自然環境の印象は異なります。
初代には広い海や巨大な海底地形があり、深海へ進むことで景観が大きく変化します。
一方、ビロウゼロでは氷に覆われた海面や雪原、巨大な浮遊植物など、寒冷地域ならではの環境が目立ちます。

氷に覆われた海中を進む景色は、Below Zeroならではの探索体験です。
この画像のように、頭上へ氷が広がる海中を進む景色は、ビロウゼロを特徴付ける要素の一つです。
初代とビロウゼロの探索や乗り物、ゲーム全体の違いについては、サブノーティカ ビロウゼロの評価レビューと前作との違いでも紹介しています。
どちらの作品にも、それぞれ異なる自然環境を調べる楽しみがあります。
バイオームと探索のよくある質問
最後に、ビロウゼロの地形やマップ、探索方法について迷いやすい点を確認します。
まとめ
サブノーティカ ビロウゼロの探索では、バイオームごとの地形や景観を理解することが、現在地を判断する手掛かりになります。
海の色、岩の形、植物、生物、深度などを組み合わせて周囲を観察すれば、詳細マップだけに頼らず、自分で道を探す楽しみが生まれます。
この記事のポイント
- バイオームによって海の色・地形・生物・探索環境が変わる
- 一つの目印ではなく、地形や深度などを組み合わせて現在地を判断する
- コンパスとビーコンは帰還のための補助として活用する
- 深海では酸素と乗り物の深度制限、氷上では体温と天候に注意する
- 未知の場所は一度で調べ尽くそうとせず、帰還できる範囲で探索する
ビロウゼロには、明るい浅瀬から深い洞窟、氷の塔が連なる雪原まで、さまざまな環境が用意されています。
初めて訪れる場所では、目立つ地形や生物を観察し、帰るための目印を確認してから少しずつ行動範囲を広げていきましょう。
目的地へできるだけ早く到達するだけでなく、途中で出会う景色や生物を知ることも、このゲームの大きな魅力だと私は思います。